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本プログラムについて


 文部科学省は、平成17年度から派遣型高度人材育成協同プランの公募を開始しました。本学は直ちにこれに応募し採択されました。正式なプロジェクト名は「先端研究開発指向の人材育成共同プログラム」ですが、平生は「高度人材育成プログラム」と呼び慣わしています。本プログラムは、大学院工学府(博士後期課程)・大学院共生科学技術研究院・ナノ未来科学研究拠点をベースとしています。
 本プログラムは、博士後期課程の学生を対象として産学で連携して行うインターンシップであり、本学と企業が共同で実施要領を作成し、この実施要領に沿って、大学院博士後期課程の学生を、産業界でのニーズの高い先端技術領域における企業の研究活動に主体的に従事させるという、実学指向の教育プログラムです。
 本プログラムの特徴は、(1)学生の専門分野にとらわれずに、(2)充分な事前教育を行った上で企業での研究を行い、(3)企業での研究活動をもとに特別計画研究を実施し、本学教員と企業研究者の評価を受ける、という点にあります。
 本プログラムの目的は、この過程を通じて多様な経験を積み、柔軟性や幅の広さなどを身につけると共に創造性を涵養し、国際的な技術革新競争の中で、次世代の研究開発のリーダーとして幅広く産業界でも活躍できると同時に世界レベルでも通用する広い視野を持った高度な人材を育成するというところにあります。
 専門領域の幅が広く基礎だけでなく応用・開発といったことにも通じていることは、研究者・技術者の業績に質の面で大きく寄与します。これはAndrewsとPelzの調査結果からも納得できることです(下に調査結果の一例を示します)。高度人材育成プログラムは、そのような研究者・技術者になるための機会を提供するものです。
 
 

専門の幅の広さと成果の関係
Scientists in Organizations; D. C. Pelz and F. M. Andrews, John Wiley (1966)